こんにちは!
ドローンスカイサービスの岡田です。

気温が上がってきて、作物が元気に育つ季節になってきましたね。
農業の現場では、ドローンの活用がどんどん進んでいます。
特に注目を集めているのが「農薬散布ドローン」。
高齢化や人手不足の課題を抱える日本の農業において、効率的かつ均一な農薬散布を実現するドローンは非常に魅力的で役に立つツールです。

しかし、導入や委託にあたっては費用が気になるところ。この記事では、農薬散布ドローンの料金相場と、コストを抑えるためのポイントを分かりやすく解説します。
ドローンを少しでも身近に感じてもらえると嬉しいです!

■農薬散布ドローンの料金相場

農薬散布にかかる料金の一般的な相場は以下の通りです。
(ドローンの種類、散布する面積、地域、サービス内容によって異なります)

自社所有の場合(機体購入+運用)

ドローン本体:50万円〜200万円
散布機器・アクセサリ:10万円~50万円
ランニングコスト(バッテリー・整備費など):年間5万~20万円
操作講習や資格取得費用:約10万円〜20万円
※農薬代は別途必要です。

委託散布サービスの場合

散布面積1反(約1,000㎡)あたり:2,000円〜3,000円が相場
※農薬代・出張費は別途必要です。

たとえば、5反の水田に委託散布を依頼した場合、概算で10,000円〜15,000円程度が目安となります。
最低発注面積の設定がないか必ず確認してくださいね!

■コスト削減のポイント

1. 助成金や補助金の活用

スマート農業導入支援や省力化支援など、ドローン導入で活用できる制度があることはご存じでしょうか?
自治体や国の補助金制度を利用すれば、機体購入費や講習費用の一部をカバーできることがあります。ぜひ自治体のホームページを確認してみてください。

2. 散布時期の最適化

適切な時期に効率良く散布することで、農薬の量を最小限に抑え、コスト削減と収穫の質向上の両立が可能になります。ドローンの正確な散布機能を活かすためにも、作物や病害虫に応じた最適なタイミングを見極めましょう。

3. 定期的なメンテナンス

故障による余分な出費を避けるためにも、ドローンの定期点検は欠かせません。長期的に見れば、整備費用をかけてでも安定稼働を保つことが結果的にコストダウンに繋がります。

4. 導入コストと使用頻度のつり合いが取れるかの見極め

年間を通して使用頻度が少ない場合、知識や技術を維持するのは至難の業です。
法の改正や各種申請にも対応していく必要があるため、情報収集も欠かせません。
自分で導入するか委託するかの見極めが、お金の面でも労力の面でも、結果としてコストダウンにつながります。

農薬散布ドローンは、一見高額に見えるものの、長期的な視点や地域での協力体制、助成金の活用などを通じて、十分に費用対効果を高めることが可能です。
思い切って導入!する前に、一度委託で実際の様子を見てみるのもおすすめですよ!

お気軽にご相談ください!


株式会社 DRONE SKY SERVICE
代表 岡田康裕

▼資格等 ・無人航空機操縦者技能証明書
・ERTS産業用無人航空機操縦技能認定証
・DPAドローン操縦士回転翼3級資格
・建築ドローン安全教育講習会
・包括申請許可」取得
・赤外線建物診断技能師認定証